日本はベントレ市の気候変動に強い農業バリューチェーン確立を支援

日本はベントレ市の気候変動に強い農業バリューチェーン確立を支援

日本は、3月12日にベトナムの日本国際協力機構(JICA)事務所が述べたように、メコンデルタ州ベントレ市が気候に強い農業バリューチェーンを確立するのを、支援します。 

ベトナムのJICA事務所は、ホーチミン市とベンチェ省にある日本貿易振興機構(JETRO)事務所と、3つの特定の分野での協力を促進する三者協定に署名しました。-気候変動に強い農業バリューチェーンの確立- ベントレへの、特に日本企業による投資環境の改善と質の高い投資の促進です。また、JICAおよびJETROのプログラムの枠組み内で、日本の文化交流と語学コースを介した農業開発および投資促進のための人材育成を行ないます。

JICAは、日本企業提案プログラムの下で、ODAプロジェクトと調査を積極的に実施し、JETROはベントレに投資する日本企業に支援と情報を提供します。

JICAはベントレに「構造的」(融資プロジェクトに基づくインフラストラクチャ開発)と「非構造的」(政策および技術援助)支援の両方を提供してきました。たとえば、水門と関連施設を建設することにより、塩水の侵入や淡水の不足などの気候変動問題への取り組みを支援することを目的とした「Ben Tre Water Management」ローンプロジェクトなどです。

ベトナム社会科学アカデミー(VASS)との協力の枠組みの下で、JICAは農業開発政策を策定する際のコンサルタントをベントレに提供しています。

近い将来、JICAとJETROは、当事者間の情報共有の架け橋として働き、ベトナムの異なる州で投資と経済発展を共同で促進します。

ベントレは、ココナッツやエビの養殖などの漁業生産に有利な場所で知られています。州は農業を重要な経済部門とみなし、国内および外国投資の促進にも焦点を当てています。

ホーチミン市周辺の他の州と比較して、ベントレは豊富で低コストの人材が豊富にあり、日本に多くの見習いを提供している所の1つです。