日本滞在のベトナム人の増加

日本滞在のベトナム人の増加

日本でのベトナム人の滞在者数は昨年には最高となりましたが、不法滞在の割合も増えているのです。

ジャパンタイムズ誌によると、ベトナム人の滞在者数は、前年比で26.1%増の330,835人で、北東アジアの外国人の8%を占めています。

日本の法務省のデータを引用すると、この増加でベトナムが中国と韓国に次いで3番目に多い少数民族グループとして、フィリピンを追いぬくという事です。

ベトナムでの日系企業の存在感の高まりで、給与の高い仕事を獲得することを期待して、日本で技術研修プログラムを研究または実施することが、若いベトナム人の間で関心を高めていると述べています。

日本の入国管理局によると、昨年ベトナムは中国を抜いて昨年の164,499と、国内最大の技術インターン研修生のグループとなり、前年比で30%増加しています。

しかしこの急増は、ベトナム人居住者で不法滞在者の増加率も伴っているのです。昨年では、少なくとも74,000人の外国人がビザの有効期間内に出国せず不法滞在となっていました。韓国人がこのリストのトップで、次にベトナム人となっています。

日本でのベトナム人の不法滞在者数は、2018年には前年比で65%増の11,131人で、国内では不法滞在の増加率が最も多くなっているのです。彼らのうちの80%が、技術研修生プログラムまたは学生ビザで入国した人であると、公式の数字は示しています。

日本に住むベトナム人の評判は、2017年の日本警察の報告書に影響を与えました。彼らは他のどの非永住者よりも多くの犯罪を犯し、その主な犯罪は総数の33%を占める万引き、強盗、ビザの滞留、違法な労働事件です。

日本の中部地方の警察通訳は、ベトナム人研修生と学生の約半数が授業料を支払う余裕がなく、そのために犯罪生活に向かう者へ学校を中退するよう促したと、ジャパンタイムズに報告しています。

日本の当局は現在、地元の大学で700人の留学生の失踪を調査しており、その多くはベトナム人だということです。